リハビリテーション科専門医会は、専門医の資質向上を図り、関係する研究・研修活動に積極的に取り組み、リハビリテーション医学・医療の発展と普及に寄与することを目的として組織されました。

リハビリテーション科専門医の活動を職域で分類すると、臨床(急性期、回復期、維持期)、教育、研究あるいは行政など多岐にわたります。今後も、高齢化の進展、医療の高度化などに伴い、リハビリテーションの対象となる疾患・障害はますます増加し、ニーズは飛躍的に高まります。

一方、必要とされる専門医数は3,000~4,000名と推計され、現在の専門医数ではその半分を満たすに過ぎません。

近年、病院の機能分化が進み、一人の専門医が急性期から維持期までの障害を一貫して対応することが困難となってきたこと、また、多くの領域の疾患や多様な障害に対応するためにも、専門医同士の横の連携が求められています。

その連携の代表的なものが、日本リハビリテーション医学会の下部組織である「リハビリテーション科専門医会」であり、全国的なネットワークを形成しています。

10名の幹事によって運営され、専門医会学術集会やセミナーを開催するなど、リハビリテーションのスペシャリストとしての研鑽を図るとともに、広報や啓発活動などを行っています。

わが国のリハビリテーション医学・医療を支えるためには、指導的な役割を果たす専門医の養成が急務であり、多くの若い医師がリハビリテーション科専門医を目指してくれることを願っています。