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リハビリテーション科女性医師ネットワーク(RJN)

平成25年度医学生、研修医等をサポートするための会 RJN企画 リハビリテーション科医師が語る! 「患者を活かす仕事」プロフェッショナル紹介セミナー 報告

リハビリテーション科医師が語る!『患者を活かす仕事』

リハビリテーション科女性医師ネットワーク(RJN)企画「リハビリテーション科医師が語る!『患者を活かす仕事』プロフェッショナル紹介セミナー(日本医師会「平成25年度医学生、研修医等をサポートするための会」共催)」を2013年11月10日、札幌市の教育文化会館で第8回専門医会学術集会と同時に開催し、32名のご参加をいただきました。

藤谷順子先生(RJN委員長)の司会のもと、浅見豊子先生(RJN担当理事)のご挨拶から開始されました。その後、石合純夫先生(第8回専門医学術集会・代表世話人)のご挨拶、そして池田聡先生(第9回専門医学術集会・代表世話人)からはご挨拶と次回鹿児島で開催される第9回専門医学術集会のご案内がありました。

セミナーは、日本リハビリテーション医学会設立50周年のキャッチフレーズ「生きる時を、活かす力。リハビリテーション医学。」にちなみ、「『患者を活かす力』をどのようにリハ科医師はつくりだしているのか?」というテーマを掲げ、北海道で活躍している3人のリハ科医師に、ご講演を頂きました。

旭川医科大学の向野雅彦先生は、基礎実験をされていた経験をデータとともにお示しくださり、基礎実験の成果が直接臨床に活かされることがある、という点で他科とは違う興味深い分野であるとおっしゃっていました。また、リハビリ科は臨床の研究もまだまだテーマがたくさんある、宝の山であることも強調されていました。スライドでは、モデルラットがジャケットを着て、二足歩行している写真が印象的でした。

北海道大学の安彦かがり先生は、リハ科では多い他科から専門を転向された先生です。脳外科との違いにとまどいながら送る研修2年目の日常を、淡々とした中にユーモアを交えながら、お話し下さいました。同じように他科から新たに研修を始めることを考えている先生にとっては、心強いエールになっていました。

市立函館病院の長谷川千恵子先生は、同居しているお義母様のエピソードを交えながら、日常の延長にあるリハ医学の特性をさりげなく提示してくださいました。また、患者さんからの実際のお手紙の写真を見せて頂き、患者さんのご家族がラジオ番組に投稿した手紙をアナウンサーが語ったところを音声として聞くことができました。長谷川先生がプロフェッショナルとして行った当然の行為が、大きく患者さんの人生を活かしているという事実に、会場全体が心動かされました。

三人三様のご講演を聞いて、改めてリハ科の多様性や拡がり、奥深さを感じることができました。セミナーの最後の質問や感想を聞くコーナーも盛り上がり、大串幹先生(RJN委員担当幹事)の閉会のご挨拶後もあちこちで新しい交流が生まれていました。アンケートの回答からは、「学生にも分かりやすい内容だった」、「女性医師がたくさんいて驚いた」、「とても感動的なお話だった」など様々な感想を頂きました。

RJNのセミナー参加者から、後にリハ科の専門医になっていく方も多く、これからもRJN企画を通じて、ベテランと若い世代の交流や、全国各地のリハ医同士のつながりをサポートしていきたいと考えております。来年は第9回専門医会学術集会開催時に、鹿児島で同時開催予定です。多くの皆様のご参加をお待ちしております。

集合写真など