<学会・理事会関連>
何度も聞かされてウンザリしている方もいらっしゃるでしょうが,日本リハビリテーション医学会の会員数はあと僅かで9,000名になります.組織が大きくなると各種委員会の機能分化が多彩になるのは当然です.総務部は4委員会で構成されています.立法府に例えることのできる会則検討委員会(緒方担当理事,鈴木委員長),本学会会員・外部へリハビリテーション医学とその関連のニュースの広報を行う広報委員会(田中担当理事,木村委員長),本学会の外務省的役割りを担当する国際委員会(平澤担当理事,岡島委員長),行政府の官房に例えられる企画調整委員会(土肥担当理事,宮野委員長)の4委員会で構成されています.各々を簡単に紹介いたします.
会則検討委員会は一度消滅しましたが再出発いたしました.しかし過去の同名の委員会とは少し機能が異なっています.例えば過去に行っていた医師以外の入会希望者の資格審査は企画調整委員会で行うことになりました.現在行っている作業は各委員会の内規の検討ですがさらに種々の大きな仕事を抱えそうです.
広報委員会は新委員会です.「学会誌は硬い感じがするので袋のまま積み上げられ,忘れ去られる」ことが多いようです.従って「肩の凝らない読み物としての広報紙があるほうが良いのではないか」という意見が出て参りました.原則的には本学会会員への広報ですが関係諸団体への配布も考えています.さらにホームページを開くべく計画中です.ニュースをお持ちの方はこの委員会へご一報をお願いいたします.
国際委員会も新委員会です.外国への対応と,外国人に対する本学会の会員制度に類するものがないので他学会の制度を参考にHonorary MembershipとCorresponding Membership,さらに学会が経費を一部負担するTravelling Fellowship等の制度を作るべく精力的に活動しています.
企画調整委員会は新しくできた委員会ですが,早期から活動を始め各委員会の委員の調整をほぼ終了いたしました.各種委員会についてみれば,できるだけ1委員1委員会を原則とし任期も6年を越さないように,また委員の交代の時期についても一度に委員数の1/3を越えない等,骨のおれる仕事です.
今後は理事会の承諾が得られれば地方会の位置付けや評議員会の在り方など他の部会・委員会と合同で会議をもち,できるだけ先手が打てるように努力してゆくつもりです.