<INRORMATION>

関連機器委員会
2:「コンピュータ西暦2000年問題」について

岩谷  力 (委員長)


2000年問題とは,これまでコンピュータプログラムが日付情報を西暦の下2桁で処理していたため,来年の1月1日以降の日付情報を入力すると2000年と1900年の区別がつかず,誤作動を生じる恐れがあるというものです.日付を基にした計算データを用いて,患者記録の処理を行う際に留意すべきとされます. 

厚生省が昨年10月に医療機器会社3,310社にアンケート調査を行い,2,978社回答を得た結果によりますと,患者に重篤な障害をもたらすような問題はないものの,以下のような問題点が報告されております. 
1) 日付表示や記録に問題を生じること 
2) 機器起動時の自己点検過程で異常を感知し,起動しない恐れがあること 

より詳細は厚生省医薬安全局のホームページ
http://www.mhw.go.jp
を参照して下さい.