会 期:2001年6月14日(木)〜16日(土)
会 場:パシフィコ横浜
主 題:リハ医療の地域的体系化
リハ医学におけるリスク管理
脳外傷のEvidence Based Rehabilitation
同時開催:市民参加企画
おいでよ!近未来的仮想ヒューマンシティ
―未来の街はこんな街―
大会長:安藤コ彦(横浜市立大学医学部教授)
事務局:横浜市立大学医学部リハビリテーション科
〒236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
Tel 045-787-2713 Fax 045-783-5333
E-mail: rehab@med.yokohama-cu.ac.jp
HP:
www-user.yokohama-cu.ac.jp/~rehab/招待講演(仮題)
1. Cognitive Remediation for TBI Patients
Yehuda Ben-Yishay(New York University)
2. Recent Progress in Neuromuscular Rehabilitation
David D. Kilmer(University of California)
国内招待講演(検討中)
会長講演
シンポジウム
1. 21世紀のリハビリテーションシステム
2. 脳外傷のリハビリテーション Outcome Study
パネルディスカッション
1. リハ医療におけるリスク管理
2. 地域リハと介護保険―1年を振り返って―
3. 脳卒中リハビリテーションの新技術
4. 東アジアにおけるリハビリテーション医学教育
(海外招待演者2名予定)
5. 骨と関節の10年:パネルディスカッション
公募ワークショップ
1. 脊髄損傷のOutcome
2. 大腿骨頚部骨折のクリニカルパス
3. 神経難病の評価
4. 嚥下障害の治療
5. MEPの臨床応用
6. 動作解析の臨床応用
7. スポーツ外傷のリハビリテーション などを予定
生涯教育研修講演 8題(予定)
セミナー 5題(予定)
市民公開講座・看護フォーラム(検討中)
一般演題登録締切:2001年1月31日
会長挨拶 第38回日本リハビリテーション医学会学術集会を平成13年6月14日(木),15日(金),16日(土)に,パシフィコ横浜で開催させていただきます.日本リハ医学会は会員数が9,000人を越え,学会発表も700に迫る応募演題が寄せられるようになりました.これからはさらに質的充実を図るべき時期だと思われ,テーマを「21世紀への船出―リハビリテーション医学の充実と普及―」としました.
リハビリテーションは世間に広く知られるようになりましたが,専門医を含むリハスタッフが充足している一般医療機関はまだ少数です.医療機関の治療日数は次第に短縮しつつありますが,短い期間で有効なリハビリテーションを行うことが後遺症を残さず早期に退院できるかどうかを左右するので,発病直後の救命救急処置と並行してリハビリテーションも開始することが非常に重要です.一方,重度の運動麻痺例,高次脳機能障害合併例では長期間のリハビリテーションを必要とします.これに対しては専門の医療機関に移行してリハビリテーションを続ける必要があります.この場合に一般医療機関とリハビリテーション専門医療機関との連携体制の構築が要になります.今回はこれらの課題を技術確立とシステム構築の両面から検討したいと考えています.
横浜はパシフィコ横浜を中心にみなとみらい21地区の開発計画が進んでおり,さらに大きく発展しようとしています.新幹線新横浜駅,羽田空港との交通の便も大変よくなりました.多数の皆様のご来場をお待ちしています.
(横浜市大 安藤コ彦)