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評価・用語委員会
2007年度版リハビリテーション医学用語集改訂
用語集は5年毎に改訂されており、2007年度用語集改訂に向けて2005年から検討・作業を始めました。用語特別委員会、用語小委員会、評価・用語委員会の意見を踏まえて、改訂方針は時代の変化や会員の要望に応えるべくリハ医学に関連する用語を大幅に増やし、出版社の持つノウハウを取り入れリハ医学会会員に配布すると同時に書籍として販売する、用語のホームページ掲載は継続することになりました。
用語源として2002年版リハ医学用語集、リハ医学会関連機器用語、リハ医学会誌key word、JIS福祉関連機器用語、整形外科学用語集、神経学用語集、脳波・筋電図学会用語集、Physical medicine & Rehabilitationの索引語、その他商業誌から約50,000語を収集し、関連学会、関連職種協会、リハ医学会ホームページでの用語アンケートの結果を踏まえて、検討委員会や宿泊検討会を頻回に開催し、評価・用語委員会と用語小委員会委員でDelphi法に基づいた用語選定を行いました。その結果、邦語・欧語それぞれ約7,000語、略語約100語が収載されることになりました。分類体系は関連する領域を示しつつ、リハ医学の専門性を明らかにすべく改訂し、大項目を基本、基礎、対象、診断、介入、環境・制度として、それぞれを細項目に分類しました。
現在、2007年6月に開催される学術集会までの完成を目標に作業が続いています。
本用語集がリハ医学に関連した広い分野の方々に臨床や研究の場で活用されることを願っています。
(委員長 朝貝芳美)