サイト内検索

会員のページ

リハニュース No.21

2004年4月15日

  1. 特集:リハビリテーション科専門医

    「リハビリテーション科専門医」誕生を祝して・・・千野 直一

    これからの専門医に求められること・・・中村 隆一

    専門医の広告承認を祝って・・・米本 恭三

  2. 日韓リハビリテーション医学合同カンファレンス2004最終案内・・・平澤 泰介,住田 幹男

  3. 第41回日本リハビリテーション医学会学術集会のご案内 ・・・ 江藤 文夫

  4. 医局だより

    岡山大学医学部・歯学部附属病院リハビリテーション部

    信濃医療福祉センター

  5. 質問箱:筋力増強訓練の overuse

  6. 2003(平成15)年度海外研修印象記

  7. 海外リハ医交流印象記

  8. INFORMATION

    通常総会のお知らせ

    北陸地方会

    中国・四国地方会

    評価・用語委員会

    教育委員会

    介護保険検討委員会-介護保険検討委員会の発足について-

    医学生ゴールデンウィーク・セミナー

    医学生サマー・セミナー

    認定臨床医資格更新について

    事務局より

    広報委員会より

特集:リハビリテーション科専門医

「リハビリテーション科専門医」誕生を祝して

(社)日本リハビリテーション医学会 理事長 千野 直一  

 本医学会から厚生労働省に申請しておりました、表記、広告できる「リハビリテーション科」専門医がようやく2004(平成16)年3月1日をもって受理されました。会員の先生方と共にお慶び申し上げたいと存じます。また、本件に関して種々ご尽力いただいた関連委員会委員、担当役員、また、事務局の皆様に感謝申し上げます。

 顧みますと、2003(平成15)年12月16日に、小生、伊藤利之常任理事ならびに鈴木事務局長とで厚生労働省の石黒担当技官に専門医認定に関する申請書類を持参しましたところ、日本専門医認定制機構の中で基本的領域診療科になっている日本リハビリテーション医学会からの申請が少し出遅れましたね、と、少々皮肉めいた冗談で対応してくださいました。というのも、厚生労働省の、いわゆる「広告できる専門医」として、日本専門医認定制機構に加盟していない学会から申請された専門医も認可されていたからです。

 そこで、本稿では、日本リハビリテーション医学会として、今まで専門医制度に取り組んできた歴史的背景を振り返ってみることにします。

 ご承知のように、国民に向けての専門医制度の確立は本学会の長年にわたる懸案事項でした。一方では、1981(昭和56)年11月に「学会認定医制協議会(現・日本専門医認定制機構)」が発足し、長期間にわたり我が国での「専門医制度」のあり方が検討されてきました。しかしながら、日本独自の慣習とか、関連機関の思惑などが原因して、米国での専門医制度のようなスッキリした制度確立には至りませんでした。

 しかしながら、医学・医療の進歩と国民への情報開示などの後押しがあり、1994(平成6)年4月にようやく内科、外科、小児科、整形外科など14の基本的領域診療科のうち13学会認定医に対して、日本医師会、日本医学会、学会認定医制協議会の三者が追認するかたちで、認定業務が開始されました。しかし、日本リハビリテーション医学会は「その他の領域」という範疇に分類されていたために、三者承認の枠外におかれておりました。1996(平成8)年9月に、「リハビリテーション科」が新たに「標榜診療科」として承認されたことを機会に、学会認定医制協議会においても「基本領域」への加入を要請し、2001(平成13)年7月に三者懇の同意をいただきました。

 一方、2002(平成14)年4月に厚生労働省から唐突といってよいぐらいに「広告できる専門医制度」が発足したわけです。

 日本リハビリテーション医学会としまして、従来の学会認定医制協議会(現・日本専門医認定制機構)に準じて専門医制度を構築してきた関係で、厚生労働省の専門医制度への申請には幾らかの修正が必要となり、2003(平成15)年6月に開催された評議員会ならびに総会での承認を得なければなりませんでした。具体的には、従来の認定臨床医から専門医への移行処置など、新たな内規など多くの作業を関係委員会を中心に作っていただいたわけです。そのために、厚生労働省への申請が少々遅れたことは否めません。

 これからは、専門医の生涯教育のみならず、リハビリテーション医学の卒前、卒後教育制度の充実など多くのテーマが残っています。

 この機会に、会員の先生方の更なるご研鑽とご支援とあわせて、リハビリテーション科専門医への希望者がさらに増加することを期待したいと思います。

これからの専門医に求められること

東北文化学園大学大学院  中村 隆一 

 2002(平成14)年3月29日付の厚生労働省告示第158号第26号に規定する厚生労働大臣が定める研修体制、試験制度その他の事項に関する基準が厚生労働省告示第159号で公示され、「専門医の広告」が2002(平成14)年4月1日からできるようになった。その後、日本リハビリテーション医学会の「リハビリテーション科専門医制度」にかかわる諸規定の一部が理事会、各種委員会の努力によって迅速に修正された過程はこれまでに報告されている。この度、本学会も専門医資格を認定する団体となったことは喜ばしい限りである。

 わが国の専門医制度は、1981(昭和56)年に日本医学会加盟学会で組織した学会認定医制協議会の発足に由来する。その後、1986(昭和61)年からは、日本医師会および日本医学会との三者懇談会による意見調整の場が確立された。2001(平成13)年、学会認定医制協議会は名称が専門医認定制協議会となり、専門医資格の詳細な検討、専門医資格の公認に向けた活動を強化した。2002(平成14)年には厚生労働省告示に対応するようにして中間法人日本専門医認定制機構が設立された。その目的は、「社員(各学会)相互間の協力と連携・交流を図り、社会に信頼される専門医制度の確立、専門医の育成、認定及びその生涯教育を行うこと」であり、そのための事業として、(1) 専門医認定制全体の調和と整備に関する活動、(2) 専門医の認定、表示及び生涯教育に関する活動、(3) 専門医認定制に関する社会の理解を深めるための活動、(4) 専門医認定制に関する調査及び評価に関する活動、(5)その他目的達成に必要な活動、とされている。日本専門医認定制機構は学会を3群に分け、内科学会や外科学会で代表されるような基本領域、それらの下位専門領域(subspecialty)の属する学会、それ以外の学会として検討を進めてきた。日本リハビリテーション医学会の専門医制度は基本領域に属している。私たちはその社会的責任の重さを自覚しなければならない。

 20数年におよぶ経緯を振り返ってみると、わが国における専門医制度の必要性を説き、日本リハビリテーション医学会の専門医制度と学会認定医制協議会の設立、歩みを始めた制度の確立に尽力された津山直一先生、それに協力して学会認定医制協議会で活躍され、本学会の専門医制度の足場を固めてくれた故岩倉博光先生、本学会の代表として協議会で尽力された高橋勇先生と交わした激論が、今は懐かしい思い出となった。諸先達の努力と苦労に深甚の謝意を表したい。また本学会の認定医制度、専門医制度の変革に汗を流した福田道隆先生と千野直一先生、各種委員会の委員の努力も忘れてはなるまい。

 ここで、改めてリハビリテーション科専門医の社会的責任を考えてみよう。
 リハビリテーション科専門医による診療行為が行われる場は、私たちが社会的責任を果たすところ、人々がリハビリテーション科専門医の資質を認知する場であろう。私たちが接する人々は、患者あるいは障害者として現れる。疾病や外傷の治療を受け、その後の心身機能の改善や代償機能の獲得がヘルスケアに求められるからである。その場は病院や診療所、肢体不自由児施設や身体障害者更生施設、あるいは介護老人保健施設と多様である。それぞれの施設と提供するサービスは、医療法や健康保険法、児童福祉法や身体障害者福祉法、また老人福祉法や介護保険法によって規定されている。専門医はこれらの制度にある程度は精通していることが求められる。リハビリテーション・サービスを求める人々が利用できる制度・施設・個別サービスはセットになっていて、それぞれの場における、専門医の役割は異なる活動によって遂行されるからである。専門医は種々の疾病や外傷による機能障害と機能的制限との関連について、医学的知識を熟知し、最新の情報を取捨選択して、学習する習慣を身につけているはずである。しかし、障害にかかわる問題は医学だけでは解決されない。障害に関連する社会システム論(Michailakis, 2003)によれば、 医学や経済、労働市場、法律、リハビリテーション、教育、芸術は、それぞれ障害の異なる側面を捉えているからである。これらの側面に対しても理解を深め、患者/障害者に適切な助言できるようになることが求められている。そうできることが人々のQOL向上に役立ち、リハビリテーション科専門医への信頼に結びつくはずである。

専門医の広告承認を祝って

東京都立保健科学大学  米本 恭三 

 このたびの、リハビリテーション科専門医広告が厚生労働省により承認された快挙を心からお祝いしたい。正確には、承認というより日本リハビリテーション医学会からの届出が受理されたということである。この届出については、昨年4月のリハニュース17号「専門医の広告をめぐって」という座談会の中で、届出のためには学会がどのような基準を満たす必要があるかを述べている。外形基準は9項目で、4月の時点ですでに達成していたのは6項目あるが、届け出るためにはすべての基準内容をクリアしなければならなかった訳である。その制度変更については、通常総会の議を経て従来行われてきた専門医の認定や更新制度を短い期間内に本基準に合わせて改めることであり、それは並大抵の仕事ではなかったと思う。役員はじめ、この作業にかかわったすべての方々に心から謝意を表する次第である。

 今回リハビリテーション科専門医の広告が可能となったので、日本リハビリテーション医学専門医会が可及的早い時期に、日本リハビリテーション医学会の組織の中の定位置を占める良い機会と考えている(例えば、一部会として)。幸いなことに先の役員会で、この案件は了承されていると伺っている。喜ばしいことである。広告にともなって日本リハビリテーション医学会では、専門医が広告できるために義務付けられている条件:試験による認定、生涯教育、更新制度等を整備し施行することになり、もし万が一認定された専門医に事故が起きた場合には、その責任の一端を学会側が負うことになる。また学会の中に専門医の組織があれば外部からの問合せ等に応ずることも容易になろう。

 この機会に日本リハビリテーション医学専門医会の誕生から今日までの決して平坦ではなかった道のりを振り返ってみる。
 1982(昭和57)年、すでに22年前のことになるが、第1回の専門医に合格した石神、伊藤両先生と私の3人は、専門医こそ日本リハビリテーション医学会を支える中核となるべき人達であるとの信念から、学会のなかに専門医の会を作りたいと要望したが、叶わなかった。この3人は当時の日本リハビリテーション医学会では、役員でなく委員会に名を連ねる程度の発言力の弱い立場であったこともあるが、当時の指導層の主な反対理由は、その要望は屋上屋を重ねることになるので困る、外圧を考えねばならない、などであった。そこで何度も額を集めて話し合い、まず専門医の懇親会で出発しようということになった。以降、毎年の学術集会の折に、新たに専門医試験に合格した方々を会に迎え、紹介し、親睦の実を上げた。しかし、時の経るにつれて、親睦会だけでは物足りない、学術的な情報交換をしたいという希望が多く寄せられるようになり、横浜市大が主催した第25回日本リハビリテーション医学会学術集会の折に初めて講演(阿部正和先生)を企画し開催することができた。その後、学術集会とは別に専門医を中心とした集会がもてないだろうかという強い要望に応え、秋に「カレントトピックス&レクチャー」が開催されるようになった。私たちの本音は専門医学術集会と呼称したかったが、内外の諸事情を考慮に入れながら設立されたこの集会の名付け親は、キャッチコピーの上手な石神先生であった。

 さらに、専門医・認定医制度は仕組みが単純で誰にでも分かりやすいことが大切であり、当初よりチャンスをとらえて、専門医会は日本リハビリテーション医学会の中に是非とも組み込まれるべきと考えていた。この私たちの熱い思いが現実のものとなるのが間近いことを喜ぶとともに、日本リハビリテーション医学会の前に立ちはだかる多くの諸問題や懸案事項のなかで、リーダーシップを発揮され、今日まで情熱をもって日本リハビリテーション医学専門医会を牽引し、育てて来られた諸先生方に心から感謝を申し上げる。

 このたび、専門医の広告が可能となったことは、1996(平成8)年の診療科名の改正でリハビリテーション科が標榜診療科として認められたことにあわせて、リハビリテーション科診療の充実のうえで、歴史に残る画期的な出来事であろう。「専門医による医療」を重視することは、より高い医療の質を求める国民の願いに呼応する、医学の新しい時代の礎石となるであろう。専門医は後輩の育成に努力するとともに、自己研鑽に努め、質の向上を目指して国民の付託に応えていかねばならないと考える。

 日本リハビリテーション医学会ならびに専門医の皆様の更なるご発展を祈って止まない。

日韓リハビリテーション医学合同カンファレンス2004最終案内

日韓リハビリテーション医学合同カンファレンス2004 New Frontiers of Rehabilitation Medicine in Asia
(日韓リハビリテーション医学合同カンファレンス)最終案内

会長 平澤 泰介
  特別Project委員会委員長 住田 幹男

 学会まであと少しと迫ってまいりましたが、会員の皆様におかれましてはご健勝のことと思います。本学会は、日本リハビリテーション医学会が主催する国際学術集会であることを申し上げると同時に、日本側にとっては第1回の集会であり、総力を挙げて取り組む所存であります。さらに日本リハビリテーション医学専門医会と近畿地方会の共催でもあります。

 学会の総演題数は、Plenary Lecture 1題 、Symposium(I)2題、Symposium(II)3題、Lectures on Current Topics 20題、Free Paper Session 20題、Poster Session 324題、合計370題となりました。会期の日程上多くの優れた演題をPosterに回さざる得なくなったことをお詫び申し上げます。2時間をとって両国12名ずつの座長を配して活発な討論を期待しております。またBest Poster AwardをBanquet時に予定しており、賞金も準備しております。

 次に、気にかかる参加予約状況ですが、3月39日現在、日本側249名、韓国側132名、米国2名(元IRMA会長のProf. M. Graboisを含む)、ブラジル1名(ISPRM事務局Dr. M. Imamura)の合計384名となっており、Accompanying Person Program、 Closing Ceremony & Banquetの参加者が少ないのが気がかりです。委員会として急遽、同伴者のBanquetを無料とする措置をとりましたので是非ご参加ください。京都の春をご夫妻で満喫していただければと考えます。

 最後に、事務作業として、Final Programの最終ゲラに入っており、この原稿が届く頃には参加者の皆様に届く予定です。なおAbstract集も4月10日には完了する予定です。当日の運営には学会事務局をはじめ、近畿地方会幹事、京都府立医大整形外科、防衛医大の先生方の支援を受けて執り行う次第です。京都でお会いできる日をお待ちしております。タイムテーブルなどの詳細はHPをご覧ください。

第41回日本リハビリテーション医学会学術集会のご案内

第41回日本リハビリテーション医学会学術集会(6月35日、東京)開催のご案内 ― 口演発表はすべてPCで ―

第41回日本リハビリテーション医学会学術集会 会長
東京大学大学院医学系研究科リハビリテーション医学 江藤 文夫

 学術集会の開催まであと一息です。

 この数年、本学術集会の一般演題の募集はインターネット上で受け付けるようになりました。今回も同様にしましたが、登録に際しては、会員番号の不備、応募者のメールアドレスの誤りなど若干の誤りが認められたのみで、この方式が定着したようです。

 今回は683題の演題登録があり、各演題2名のプログラム委員の先生方に査読をお願いいたしました。採否に関しては会長一任とさせていただき、口演444題、ビデオ17題、ポスター218題のご発表をいただくこととなりました。プログラム委員の先生方には改めて御礼申し上げます。

 さて、最近は本学術集会でもシンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップといった企画ものは、液晶プロジェクターによるパソコン(PC)での提示が一般化してきました。一般演題でもPCプレゼンテーションへの要望が高まっておりましたことから、事務局で諸処検討した結果、可能と判断し、口演につきましてはすべてPCを使用することにいたしました。発表方法の詳細につきましては近日中に学術集会のホームページにてご案内いたしますので是非ご覧ください。スライドを持参される先生方にも対応できるよう準備いたしますが、なにとぞPCでの発表にご協力くださるようお願い申し上げます。

 会場を予定している京王プラザホテルの向かい側には東京都庁庁舎があります。そこで、2日目(6月4日)午後に、都民ホールにて東京都との共催による「地域リハビリテーション」をテーマとした都民公開講座と都民公開シンポジウムを予定しています。また、お時間があれば都庁最上階からの新都心の眺めをお楽しみください。

 リハビリテーション科専門医の広告が可能となった記念すべき年に、本学会の新たな飛躍に向けて充実した学術集会となるよう、医局員ならびに運営委員一同最大限の努力をいたしております。多数の皆様のご参加・ご協力のほど重ねてお願い申し上げます。

医局だより

岡山大学医学部・歯学部附属病院リハビリテーション部

 岡山市の中心部のちょっと南に岡山大学医学部・歯学部附属病院はあります。岡山は、全国で最も晴れの日が多いそうで、晴れの国と呼ばれています。果物、特に桃、マスカットが有名です。桃太郎や宮本武蔵でも有名です。また瀬戸内海国立公園に面し風光明媚で、魚もたいへん美味しい土地柄です。

 岡山大学医学部は、1870 (明治3)年の岡山藩医学館から始まる古い歴史を持ち、現在では生体肺移植に代表される最新の医学を実践しております。

 リハ部は、医学部・歯学部附属病院の中央診療部門であり、病床は持っておりません。1988年、専門医制度による研修施設として認定され、2001年には、総合リハ施設(国立大学病院としては7番目)として認定されました。2002年、三朝分院のリハ部門が統合され、正式に「リハビリテーション部」となりました。現在のスタッフとしては、部長は整形外科の井上 一教授が兼任であり、本院の専任スタッフは、医師2名(助教授、医員)、PT5名、OT3名、看護師 1名です。年間延べ患者数は、3万人を超えています。

 整形外科をはじめ、脳神経外科、神経内科、小児神経科、呼吸器外科、膠原病科、糖尿病科、血液腫瘍内科など院内のほとんどの科から紹介を受け、非常に忙しい毎日を過ごしております。肺移植は30例を超え、すばらしい成績であり、リハ部も早期から治療の一翼を担っています。最近、歯学部と病院が統合され、摂食嚥下に関する評価や治療は、歯学部の特殊歯科と一緒に行っています。また、骨髄移植のための無菌病棟に自転車エルゴを設置して運動療法を指導するなど、リハの輪がどんどん広がっています。

 教育面では、医学部の卒前卒後教育をはじめ、コメディカルの教育として7校から実習を受け入れています。研究のテーマとしては、深部静脈血栓症の予防、転倒のメカニズム解析、筋電図による神経・筋の電気生理学的解析、筋力の定量評価、歩行解析、呼吸器リハなどを行っています。

 写真は、朝カンファレンス前に撮ったもので、中央が井上 一教授です。朝早くて顔が引きつっており堅苦しい感じですが、実際はずっと和気藹々として楽しい雰囲気です。岡山大学リハ部を紹介させていただきました。今後ともよろしくお願いします。

(千田益生)

岡山大学医学部・歯学部附属病院リハビリテーション部
〒700-8558 岡山市鹿田町2-5-1
TEL 086-235-7751, FAX 086-235-7752
HP : http://www.okayama-u.ac.jp/user/hos/riha.html

信濃医療福祉センター

 当センターは、1955(昭和30)年に全国17番目の肢体不自由児施設として長野県諏訪市に開設されました。1981(昭和56)年には下諏訪町に移転新築され開設50周年を迎えようとしています。経営母体は社会福祉法人で民立民営の施設ですが、県立の養護学校小学部から高等部までが同じ建物にあり、医療と教育が一体となった全国でもめずらしい形態を生かして、脳性麻痺を中心とした障害児療育を実践しています。民営の施設ではありますが、県からも県の中心的な療育施設として支援をいただいています。

 現在、肢体不自由児施設と重症心身障害児施設あわせて127床で運営しています。医師は常勤5名、その他非常勤各科医師25名、リハスタッフはPT 11名、OT 9名、ST 4名、臨床心理士2名が所属しています。病棟スタッフは看護師44名、保育士26名で訓練室での専門的な訓練指導を、子供の意欲を引き出す工夫をしながら日常生活に取り入れていく努力がなされています。学校生活にもカンファレンスや情報交換により、立位歩行訓練の実施や統一したかかわり・指導が実施できるように、学校との連携も密にしています。入院児障害の重度化により登校の準備に時間がかかるため、学校の先生と病棟スタッフが一緒になって準備介助し、子供たちを登校させる風景が毎朝展開されています。

 入院の適応に関して、重症児は長期入院となりますが、発達期に実施する約1カ月の母子入院、平均2カ月の入院集中訓練、年長脳性麻痺児者の機能維持のためのリフレッシュ入院など、在宅生活を支援する療育メニューを充実させています。田中長野県知事の配慮で入院児はインターネットでいつでも院外との情報交換ができるようになっています。立地条件も諏訪湖に近く、標高は750 mで夏は涼しく、風呂には温泉が引かれており、入院児や母子入院の保護者にも好評で、県外からの入院希望も増えています。

 対外的な事業としては、地域療育等支援事業の県の療育拠点施設、諏訪地域の支援施設に指定されており、保健所で実施されている心身障害児早期診断クリニックなども積極的に実施しています。子供たちの意欲を高め、持っている能力を最大限発揮させるためのリハのあり方を確立すべく、それぞれの専門性を生かしたチームアプローチを実践しております。小児、特に脳性麻痺のリハに興味のある方はぜひご連絡ください。

(朝貝芳美)

信濃医療福祉センター 
〒393-0093長野県諏訪郡下諏訪町社 6525-1
TEL 0266-27-8414, FAX 0266-27-7936
E-mail : asagai@shinano-iryo.or.jp
HP : http://www.shinano-iryo.or.jp

質問箱:筋力増強訓練の overuse

ギラン・バレー症候群やCIDPなどの脱髄疾患の筋力増強訓練ではoveruseに注意する必要があると記載されていますが、overuseという言葉には明確な定義があるのでしょうか。

A 

 1958年、Bennettは、ポリオ後遺症、ギラン・バレー症候群、脱髄疾患といった末梢神経障害で患者が筋力増強訓練をやりすぎると逆に筋力が低下してしまう現象を報告し、リハの臨床現場に警鐘を鳴らしました。彼はこの現象をoverwork weaknessと呼びましたが、その後の臨床報告ではoverworkの同義語としてoveruseという言葉が多く用いられるようになるに至っています。類似した現象は筋疾患でも認められました。

 神経筋疾患以外でoveruseという言葉を最も耳にするのは、スポーツや運動のやり過ぎによる筋・腱・靱帯などの炎症、部分断裂、関節痛などが現れる場合です。特に発育期における子どものスポーツ活動で問題になっているのは周知のことと思います。

 蜂須賀は、疾患や原因に拠らず、広く使い過ぎによって生じるさまざまな症状をoveruse syndrome過用症候群としてまとめ、disuse syndrome廃用症候群と対比した概念としてはどうかと提唱しており、これが現状に対する定義として適切であると思われます。なお、治療医学分野では治療目的の薬物を過度に使用した場合に、かえって症状が増悪する現象にoveruseという言葉が使われます。

文献
蜂須賀研二・他:神経・筋疾患のリハビリテーション:ポリオ後遺症にみられた過用性筋力低下。総合リハ 1988; 16: 513-518

(評価・用語委員会 塚本芳久)

2003(平成15)年度海外研修印象記

慶應義塾大学 月が瀬リハビリテーションセンター  正門 由久

 このたび、幸運にも日本リハ医学会海外研修助成者に選ばれ、Department of Rehabilitation Medicine, University of Washington 訪問および講演、さらに国際臨床神経生理学連合 IFCN (International Federation of Clinical Neurophysiology) と米国電気診断医学会 AAEM (American Association of Electrodiagnostic Medicine) Annual Meeting に発表させていただく機会を得ました。

 Department of Rehabilitation Medicine, University of Washington はシアトルにあり、写真右のLawrence R. Robinson 教授が、リハ医学の Professor and Chairman です。彼は Muscle & Nerve の Associate Editor を務め、リハ医学電気診断学の第一人者であります。施設を案内していただき、そこにおいてQuantitative EMGについて講演をさせていただきました。

 その後、教授とともに San Francisco で9月16~20日に開かれた IFCN と AAEM のJoint Meeting に参加し、発表させていただきました。学会は、AAEM の50回目の記念学会で、IFCNとのJoint Meetingとなっていました。記念セレモニーも開かれ、電気診断学における偉大な先駆者たち(Lambert 教授、Buchthal 教授など)の功績の紹介がありました。シンポジウムやワークショップなどは約100ほど、一般演題は550題で、聞きたいシンポジウムが満載でした。特にさまざまな側面からの神経生理、電気診断に関するものがあり、有意義な Discussion を世界からの研究者と交わすことができたことは大変有意義でした。

 今回の海外研修を機に、今後もリハ医学に関する見聞を積極的に広げ、臨床・教育・研究に役立てていきたいと思います。

 最後に、施設訪問および講演を快くご承諾くださった Robinson 教授ならびに海外研修の機会を与えてくださいました日本リハ医学会の先生方に心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

東北大学大学院医学系研究科 肢体不自由学分野  近藤 健男

 このたびは、栄えある日本リハ医学会平成15年度海外研修助成をいただきましたこと、心から感謝申し上げます。おかげさまで、2003年5月12日から22日までの日程で、ベルリンのクリニックベルリンの施設見学、引き続きプラハでの第2回 World Congress of the International Society of Physical and Rehabilitation Medicine (ISPRM) に出席してまいりました。

 5月12日、出江紳一先生とともに、いまだSARSの脅威が衰えずマスク姿の旅行者が目立つ成田空港から一路ベルリンに到着しました。Prof. Mauritz が施設長を務めるクリニックベルリンはベルリンの西郊外に位置するプライベートクリニックで、入院患者は日本と同様に重症の脳卒中患者や頭部外傷患者が多く、これに対し少ない医療スタッフで効率のよい医療が行われていることが印象的でした。研究面については少ない予算の中で、片麻痺に対する歩行訓練の研究等が行われており、「研究はレジャーだ。楽しいからやっている」との研究者の言葉に、洋の東西を問わず、研究における研究者の情熱の重要性が痛感されました。

 その後、ヨーロッパ横断鉄道で一路プラハへ向かいました。プラハはヨーロッパ人が死ぬまでに一度は訪れたい場所 No. 1 と言われるだけあり、中世ヨーロッパの街並みが保存された美しい街でした。この町で出江先生と飲んだビールの味は一生忘れることができない思い出となるでしょう。ISPRM では、当科での脳卒中リハの機能帰結について脳卒中の部位による検討を行った結果を発表しました。口演発表で約150人程の聴衆が参加していたようですが、何とか発表も無難にこなし、SARS に感染することもなく無事に帰国することができました。改めて、関係各位の先生方に心から感謝申し上げます。

海外リハ医交流印象記

Dr. Yat Wa Wong  MacLehose Medical Rehabilitation Centre(香港)

 Traveling fellowshipとして2月2日から7日の間、藤田保健衛生大学リハ医学講座、秋田大学リハ部を訪問させていただいたことを日本リハ医学会に感謝します。私の訪問の目的は2つあります。一つは私の最近の仕事である慢性腰痛患者に対する機能的リハとRGOを用いた対麻痺患者の歩行の評価ツールについて発表することです。もう一つの目的は対麻痺の歩行や機能的電気刺激について最近の発展を学ぶことでした。今回の訪問を通じて私の臨床能力を高めるように脊髄損傷のリハの最新情報を得たいと思いました。

 最初に藤田保健衛生大学を訪問しました(写真)。ここは日本に79校ある医学大学の中で独立したリハ医学講座を持つ14の大学の一つです。横山先生が親切にホテルまで迎えに来てくださりリハセンターに連れていってくれました。大学で才藤教授に会いリハ医学講座の説明を受け、その後リハセンターを見学しました。午後に小野木先生と加藤さんからWalkabout HKAFOについて説明を受け、私はこれを香港に紹介したいと思いました。夕食は才藤教授と小野木先生が私を非常に有名だが高い日本料理店に連れていってくださいました。このような素晴らしい日本料理をいただいたのは初めてでした。2日目の訪問は歩行分析に集中しました。詳しい説明をしてくれた才藤教授、寺西先生、藤野先生、大塚さんに感謝します。私の発表が終わった後、中華料理店で開かれたパーティーに参加しました。才藤教授とそのスタッフの親切なもてなしと私が彼らの仕事を理解できるよう助けていただいた努力に本当に感謝します。

 秋田大学には2月4日に着きました。毎日雪でした。石川先生と相沢先生はとても親切で空港まで迎えに来てくださりホテルまで送ってくれました。その後、島田先生とスタッフが開いた歓迎パーティーに参加しましたが、このパーティーは友好的で寛大なものでした。翌日は島田先生と一緒に秋田県立リハセンターに行き、センター長の佐山先生から説明を受けました。午後には秋田大学に行き島田先生、松永先生、三沢先生、桜庭先生、相沢先生、畠山さんの発表を本当に楽しく聞きました。私は機能的神経筋電気刺激に関する彼らの仕事に感銘を受けました。秋田大学のリハのシステムは香港のものと似ています。島田先生と私はともに脊椎外科医であるとともにリハ医であり多くの共通の興味がありました。秋田を出発する前、秋田県立技術センターを訪問し今一度感銘を受けました。岩見先生はバイオエンジニアリングの進歩を示してくれました。

 私は今回の訪問が非常に有益で成功であったと思います。多くを学んだだけではなく、藤田保健衛生大学や秋田大学のリハとつながりや友好を確立することができました。このような訪問を援助してくれた日本リハ医学会にもう一度ありがとうといわなければなりません。私はtraveling fellowship programが非常に有益で重要なものだと思います。

翻訳;越智文雄/国際委員会海外交流医担当
リハ医学41巻4号に交流報告を掲載  

INFORMATION

通常総会のお知らせ

6月3日(木) AM10:30~12:00
京王プラザホテル本館5階
コンコードAB(第1会場)

総会成立のためには会員の50%以上の出席または委任状の提出が必要です。
必ずはがきをご投函ください。

北陸地方会

 北陸地方会がこれまで会場としてよく利用しておりました金沢シティモンドホテルが昨年閉鎖され、金沢大学内に会場を移しました。お陰で会場費がかからなくなりましたが、会場の設営や運営のマンパワーが余計に必要となり、地方会事務局としては仕事が増えてしまいました。参加される先生方におかれましても、大学の殺風景な雰囲気より、温かみのあるホテルの方がよかったのではないかと思います。今後、安価で地理的に便利で駐車場にも恵まれている新しい会場を確保したいと考えています。また、地方会開催時の生涯教育研修講演については、これまで代表幹事や担当委員で検討して参りましたが、次回より広く地方会会員の先生方の希望を汲んだ企画にしたいと考えております。日常診療での疑問や興味の方向などを、各県の地方会幹事にご連絡いただけると助かります。

 ところで、金沢での第42回日本リハ医学会学術集会開催まで、あと1年余りとなりました。粛々と準備を進めているところですが、学会運営委員の先生方には地方会の集まりを利用して、情報交換の場とさせていただいております。当面、この点に関しまして地方会の場でご協力いただくことになりますが、宜しくご了承ください。

(幹事 染矢富士子)

中国・四国地方会

 中国・四国地方会では年に2回の学術集会を開催しており、次回の第13回地方会は、2004年6月17日 (日) 9時~17時を予定しています。会場は徳島大学蔵本キャンパスの長井記念ホール(徳島市庄町1丁目78)で、大会長は徳島大学医学部運動機能外科学教授の安井夏生先生です。特別講演(専門医・臨床認定医生涯教育研修会)は、川崎医科大学医学部リハ医学教室教授の椿原彰夫先生に「摂食・嚥下障害リハのストラテジー」を、兵庫県立総合リハセンターリハ科医長の陳隆明先生に「上肢切断者のリハ-従来の義手から筋電義手まで」をお話しいただくこととなっています(2単位)。一般演題は、日本リハ医学会会員であれば、どなたでも発表可能です。応募(抄録)の締め切りは、4月23日(金)必着です。徳島大学医学部運動機能外科学講座(TEL:088-633-7240、FAX:088-633-0178)までお申し込みください。学会ならびに専門医・臨床認定医生涯教育研修会への参加についての申し込みは不要です。

(研修担当理事 塚本芳久)

評価・用語委員会

用語集がホームページに掲載されました

 評価・用語委員会では2002年度に「リハビリテーション医学用語集」(以下、用語集)の改定作業を終了し、新しい冊子を会員の皆様にお送りしました。会員の先生方に幅広くお使いいただけるよう、用語集を学会ホームページに掲載しました。主な機能は下記のとおりです。

 (1)検索機能:日本語または英語で検索語を入力すると、検索語あるいは検索語を含む用語が一覧表示され、日本語標記、英語標記、略語、(用語集における)分類などの情報がわかります。検索語は1字でも入力可能です。例えば「短」と入力すると全8件がヒットし「1.極超短波療法、microwave therapy、<大分類>4.対応、<小分類>4-2.物理療法」「2. 短下肢装具、ankle-foot orthosis (short leg brace); AFO (SLB)、<大分類>4.対応、<小分類>4-9.装具・杖・車椅子」・・・・・・のように表示されます。

 (2)ダウンロード機能:用語集は電子データとしてダウンロードも可能です。ご自身のパソコンソフトでご利用ください。ただしダウンロードの際、マックとウインドウズで若干キー操作が異なりますので説明書きをお読みください。  ホームページ版用語集を先生方の臨床・教育・研究業務にご活用いただければ幸いです。

(委員長 豊倉 穣)

教育委員会

 教育委員会では、臨床研修必修化や専門医制度の変化を受け、次の点に関して検討してきました。

 1)生涯教育研修会について:「地方会組織における生涯教育研修会実施要領」が、学会誌40巻10号(2003)に掲載されています。実施にあたっては、3カ月前の申請を厳守していただき、原則として200字程度の抄録を添付する必要があります。また、教育委員会での審査が必要な場合には、開催日の4カ月前までに講師略歴・講演内容抄録(400字以内)を添付して届け出してください。主催者ならびに講師、関係各位には少なからずご負担をおかけしますが、質の高いリハ科専門医を育てる機会を多く作るため、ご理解ご協力のほどお願い申 し上げます。

 2)実習研修について:2003年度より実習研修を開催しております。2004年度も、小児リハ、筋電図などを予定しています。

 3)研修カリキュラムについて:学会誌30巻6号(1993)に掲載された卒後研修ガイドラインの改訂案ならびに研修手帳を検討中です。会員各位のご意見・ご提案を取り入れ、多くの施設で実施可能なものにしたいと考えております。

 その他:各地で開催される研究会・セミナーでの特別講演を単位申請する場合は、HPに詳しく載せていますのでご参照ください。

(委員長 出江 紳一)

介護保険検討委員会

-介護保険検討委員会の発足について -

1. 介護保険制度の見直し
 介護保険制度は、2000年の4月に導入されてから、まもなく4年になります。昨年9月に世論調査を行った読売新聞は、介護保険制度について、評価している(58%)が、評価していない(34%)を大きく上回ったと報告しています。これは趣旨や制度についての認知度が高まり、制度によるサービス利用者が増しているためと分析されています。
 一方2000年4月末に218万人であった要介護認定者は、2003年10月末には371万人と70%増加しています。認定区分別の増加割合を見ると、2000年4月末と2003年10月末を比較した場合、要支援:91%、要介護1:115%、要介護2:55%、要介護3:47%、要介護4:54%と、要支援および要介護1の増加率が高い特徴がありました。これにともない介護保険給付費は、2000年度の3.2兆円から2004年度の5.5兆円へと増額されています。このような分析から、財政面を考えると、いまのままの介護保険制度を存続できるのかが懸念されています。 

2. 厚生労働省:介護保険部会等
 もともと介護保険制度は、法律の付則で、法律が施行されてから5年後(2005年4月1日)を目途に、必要な見直しを行うこととなっています。このため厚生労働省の社会保障審議会に、この問題を検討するための「介護保険部会」を設置しました。
 この部会では、2003年5月27日から2004年3月9日までに9回の会議を開催しています。また、本年1月には厚生労働省内に「介護保険改革本部会」が発足し、今後6月までに議論がとりまとめられるとのこと。その先は、今年の7月頃に介護保険制度改定案が示され、さまざまな手続きを経た後、来年4月に改定された介護保険制度が施行される見通しです。  

3. 制度改定の論点
 すでに述べたように、介護保険制度の財政的な側面が大きな課題ですが、それ以外にも検討すべき事柄が数多くあります。たとえば介護保険部会の第3回会議資料によりますと、
a. 介護保険と障害保健福祉施策の関係
b. 介護保険と年金の関係
c. 介護保険と医療の関係
d. 介護予防と各種ヘルス事業との関係
e. 介護事業計画と各種地域計画との関係
などがあるようです。
 介護保険部会の議事録および資料は、社会福祉審議会のホームページから閲覧することができます。(http://www.mhlw.go.jp/topics/kaigo/shingi.html#sya-hoken)  

4. 日本リハ医学会「介護保険検討委員会」
 介護保険は、リハ医学と極めて関連が深い事柄です。そこで日本リハ医学会では、「介護保険検討委員会」を新たに発足させることにしました。この委員会の役割は、今後、 介護保険がどのように改定されるのか、それが高齢者や障害者のリハにどのように影響を及ぼす可能性があるのか、などについて情報を集めることです。検討結果は、本学会ホームページや学会誌上、あるいはリハニュースなどに逐次報告する予定です。しかし即時性がある情報は、まずホームページ上に掲載することになります。 

 2004年3月10日に、準備のための会議が行われ、活動を開始します。この件について、会員の皆様からのご質問・ご要望をお寄せください。

(委員長 大橋正洋)

2004年医学生ゴールデンウィーク・セミナー

北海道大学:5月6日~7日

会場
北海道大学リハ科
期間
5月6日(木)~5月7日(金)
宿泊施設
各自(希望者紹介)
申込方法
FAX又は郵便
申込先
北海道大学リハ科
〒060-8638 札幌市北区北15西7
Tel: TEL:011-706-6066
Fax: FAX:011-706-6067
責任者
真野行生 渡部一郎
申込締切
5月1日(土)

金沢大学:5月6日~7日

会場
金沢大学医学部附属病院 県リハビリテーションセンター
期間
5月6日(木)~5月7日(金)
宿泊施設
なし
申込方法
郵送又はFAX
申込先
金沢大学医学部附属病院リハビリテーション部 担当者:三山早苗
〒920-8641 金沢市宝町 13-1
Tel: 076-265-2000(内線3383)
Fax: 076-234-4320
URL: http://web.hosp.kanazawa-u.ac.jp/
責任者
立野勝彦
申込締切
4月20日(火)

昭和大学:5月6日~7日 

会場 
昭和大学病院
期間
5月6日(木)~5月7日(金)
宿泊施設
なし。 相談はうけます
申込方法
TEL・FAX・E-mailどれでも可医局長 依田まで
申込先
昭和大学病院リハビリテーション医学診療科
〒 東京都品川区旗の台 1-5-8
Tel: 03-3784-8441
Fax: 03-3784-2188
rehab@med.showa-u.ac.jp
責任者
水間正澄
申込締切
4月15日(木)

順天堂大学:4月29日

会場
順天堂大学医学部附属病院 あるいは江東高齢者医療センター
期間
4月29日(木)
宿泊施設
なし
申込方法
返信用はがき又はファックス
申込先
順天堂大学大学院リハビリテーション医学
〒113-8431 東京都文京区本郷 2-1-1
Tel: 03-3813-3111 内線 3577
Fax: 03-5684-1861
責任者
長岡正範
申込締切
4月10日(土)

杏林大学:5月1日

会場 
リハビリテーション科医局
期間
5月1日(土)のみ。時間:AM10:00~12:00この後食事会があります
宿泊施設
申込方法
FAX
申込先
杏林大学医学部附属病院 原田貴子(医局長)
〒181-8611  東京都三鷹市新川 6-20-2
Tel: 0422-47-55111?
Fax: 0422-44-0609
責任者
原田貴子
申込締切
2004/4/1

獨協医科大学:4月3日~5月22日 

会場
獨協医科大学病院
期間
4月3日(土)~5月22日(土)の土曜日 (希望日)
宿泊施設
獨協医科大学職員寮、無料
申込方法
FAX・E-mailのいずれか
申込先
獨協医科大学リハビリテーション科学教室
〒321-0293 栃木県下都賀郡壬生町北小林 880
Tel: 0282-86-1111
Fax: 0282-86-6943
furuichi@dokkyomed.ac.jp
責任者
古市照人
申込締切
セミナー期間中も含めて随時

横浜市立大学:4月25日~5月8日

会場
横浜市立大学医学部リハビリテーション科
期間
4月25日(日)~5月8日(土)
宿泊施設
なし
申込方法
E-mail又はFAXにて
申込先
横浜市立大学医学部リハビリテーション科
〒236-0004 横浜市金沢区福浦 3-9
Tel: 045-787-2800
Fax: 045-783-5333
mizuochi@med.yokohama-cu.ac.jp
責任者
水落和也
申込締切
特になし

藤田保健衛生大学:4月29日 

会場
藤田保健衛生大学七栗サナトリウムリハビリテーションセンター(三重県久居市大鳥町)
期間
4月29日(木)
宿泊施設
三重県津市、近鉄津駅前にビジネスホテルが3軒宿泊費は当方で負担(4月28日宿泊、参加学生に負担なし)
申込方法
TEL・FAX・E-mail・郵便
申込先
藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座
〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪 1-98
Tel: 0562-93-2167
Fax: 0562-95-2906
chikako@proof.ocn.ne.jp
URL: http://www.fujita-hu.ac.jp/
責任者
才藤栄一(教授) 米田千賀子(直接担当者、助手)
申込締切
4月23日(金)

和歌山県立医科大学:5月5日~6日 

会場
和歌山県立医科大学
期間
5月5日~6日
宿泊施設
なし
申込方法
E-mail
申込先
和歌山県立医科大学リハビリテーション科  
mizuki@wakayama-med.ac.jp
責任者
田島文博
申込締切
4月23日(金)

兵庫医科大学:4月26日~5月8日 

会場
兵庫医科大学西宮キャンパス
期間
4月26日~5月8日の期間の日曜祝日以外で、2日間を1単位に見学できます。希望者が揃った段階で、日程を調整します。
宿泊施設
大阪~西宮の宿舎を紹介
申込方法
TEL・FAX・E-mail・ホームページ(http://www.www.neuro-reha.org)のフォーム いずれでも可
申込先
兵庫医科大学リハビリテーション医学
〒663-8501 西宮市武庫川町 1-1
Tel: 0798-45-6881
Fax: 0798-45-6948
domen@neuro-reha.org
URL: http://www.www.neuro-reha.org
責任者
道免和久
申込締切
4月15日(木)

川崎医科大学:5月27日~28日 

会場
川崎医科大学附属病院リハビリテーション科
期間
5月27日(木)AM9:00医局集合5月28日(金)PM5:00まで期日、期間は相談に応じます
宿泊施設
有り 倉敷市内の当大学指定のホテル宿泊費は当医局負担(5月27日夜)
申込方法
メール又はFAX(TEL)
申込先
川崎医科大学リハビリテーション医学教室
〒701-0192 倉敷市松島577
Tel: 086-462-1111
Fax: 086-462-1199
rehamed@med.kawasaki-m.ac.jp
URL: http://www.kawasaki-m.ac.jp/rehamed/
責任者
平岡 崇 椿原彰夫
申込締切
実習スタートの1週間前頃(直前でも応談可)

広島大学:4月30日、5月6日~7日 

会場
広島大学附属病院リハビリテーション部
期間
4月30日、5月6日~5月7日
宿泊施設
なし
申込方法
E-mail
申込先
広島大学病院リハビリテーション部
〒 広島市南区霞 1-2-3
Tel: 082-257-5566
Fax: 082-257-5594
luna@hiroshima-u.ac.jp
URL: http://home.hiroshima-u.ac.jp/riha/gaiyou.htm
責任者
木村浩彰
申込締切
4月中旬頃

高知大学:①4月26日~28日(3日間)、②5月6日~8日(3日間)

会場
高知大学附属病院リハビリテーション部
期間
①4月26日~28日(3日間)②5月6日~8日(3日間) ①、②のどちらかを選択
宿泊施設
大学横に岡豊会館あり和室1泊1920円、洋室1泊2130円注:事前申し込み、事前払い込み要
申込方法
TEL・FAX・e-mailで申し込んでください
申込先
高知大学附属病院リハビリテーション部
〒783-8505 高知県南国市岡豊町小蓮
Tel: 088-880-2491
Fax: 088-880-2492
ishidake@kochi-ms.ac.jp
責任者
石田健司
申込締切
4月16日(金)

産業医科大学:4月29日~30日 

会場
産業医科大学
期間
4月29日(木)、30日(金)
宿泊施設
産業医科大学ゲストルーム(1泊約3000円、自己負担)
申込方法
郵送、E-mail、FAXで申し込み
申込先
産業医科大学リハビリテーション医学講座
〒807-8555 北九州市八幡西区医生ヶ岡 1-1
Tel: 093-691-7266
Fax: 093-691-3529
reha@mbox.med.uoeh-u.ac.jp
責任者
奈良聡一郎(医局長)
申込締切
4月5日(月)

ボバース記念病院:4月30日

会場
ボバース記念病院
期間
4月30日(金)
宿泊施設
ホテル京阪京橋(06-6353-0321、シングル1泊(食事無)8,800円~)ホテル京阪天満橋(06-6945-0321、シングル1泊(食事無)6,510円~)KKRホテルオーサカ(06-6941-1122、シングル1泊(食事無)8000円~) *ホテル京阪天満橋並びにKKRホテルオーサカは、優待料金での宿泊となります。 ご予約時に、ボバース記念病院で行われるセミナーに参加しますとお伝え下さい
申込方法
メール・FAX・はがきのいずれか
申込先
ボバース記念病院 医局秘書
〒536-0023  大阪市城東区東中浜 1-6-5
Tel: 06-6962-3131(病院代表) 06-6962-8429(秘書直通)
Fax: 06-6962-3665
bobath-dr@omichikai.or.jp
URL: http://www.omichikai.or.jp/bobath/index.htm
責任者
宮井一郎(院長)
申込締切
2004/3/31

聖隷三方原病院:4月30日~5月1日 

会場
聖隷三方原病院
期間
4月30日(金)~5月1日(土)
宿泊施設
院内宿泊 4000円、バス・トイレ付
申込方法
TEL・FAX・E-mail
申込先
聖隷三方原病院リハ科 藤島一郎
〒 浜松市三方原町 3453
Tel: 053-436-1251
Fax: 053-438-0652
ifujishima@sis.seirei.or.jp
URL: http://www.seirei.or.jp/mikatahara/default.asp
責任者
藤島一郎
申込締切
2004/4/23
•医学生サマー・セミナー

北海道大学:8月23日~25日

会場
北海道大学リハビリテーション科
期間
8月23日(月)~8月25日(水)
宿泊施設
各自願います(希望者への旅行代理店を紹介はいたします)
申込方法
ハガキまたはFAX
申込先
北海道大学大学院リハビリテーション医学
〒060-8638 札幌市北区北15西7
Tel: 011-706-6066
Fax: 011-706-6067
責任者
真野行生
渡部一郎
申込締切

東北大学:7月26日~30日

会場
東北大学病院
期間
7月26日~7月30日
宿泊施設
なし。 各自大学病院前の艮陵会館が利用できます (TEL:022-227-2721 1泊5000円程度)
申込方法
TEL・FAX・郵送・E-mailのいずれか
申込先
東北大学大学院医学系研究科肢体不自由学分野
〒980-8575 仙台市青葉区星陵町 2-1
Tel: 022-717-7336
Fax: 022-717-7340
s-izumi@mail.tains.tohoku.ac.jp
URL: http://www.tohoku.ac.jp/index-j.html
責任者
出江(いずみ)紳一(教授)
申込締切
2004/6/30

金沢大学:8月18日~20日

会場
金沢大学医学部附属病院県リハビリテーションセンター
期間
8月18日~8月20日
宿泊施設
なし
申込方法
郵送叉はFAX
申込先
金沢大学医学部附属病院リハビリテーション部 三山早苗
〒920-8641 金沢市宝町 13-1
Tel: 076-265-2000(内線3383)
Fax: 076-234-4320
URL: http://web.hosp.kanazawa-u.ac.jp/
責任者
立野勝彦
申込締切
8月6日(金)

群馬大学:8月2日~13日 

会場
群馬大学医学部附属病院リハビリテーション部
期間
8月2日(月)~8月13日(金)(土日を除く任意の日)
宿泊施設
なし。 近くのホテルを紹介(6000円から10000円)
申込方法
TEL・FAX・郵便のいずれか
申込先
群馬大学医学部附属病院リハビリテーション部
〒371-8511 前橋市昭和町 3-39-15
Tel: 027-220-8532
Fax: 027-220-8532
責任者
倉林 均
申込締切
7月15日(木)

東京慈恵会医科大学:7月26日~30日

会場
東京慈恵会医科大学第三病院リハビリテーション科
期間
7月26日(月)~7月30日(金)
宿泊施設
なし。
申込方法
TEL・FAXまたはE-mailにて申し込み申込の際に必要書類等詳細についてお知らせ致します
申込先
東京慈恵会医科大学第三病院リハビリテーション科 医局(鈴木)
〒201-8601 東京都狛江市和泉本町 4-11-1
Tel: 03-3480-1151(内線3341)
Fax: 03-5497-4120
rehabilika@jikei.ac.jp
URL: http://www.jikei.ac.jp/hospital/daisan/index.html
責任者
猪飼哲夫
申込締切
7月17日(土)

慶應義塾大学:8月2日~6日

会場
慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンター
期間
8月2日~8月6日 日数は相談に応じます
宿泊施設
有り当センター施設内。宿泊費・食費:1泊約1600円
申込方法
E-mai・郵送・TEL・FAXのいずれでも可
申込先
慶應義塾大学月が瀬リハビリテーションセンターリハビリテーション科
〒410-3293 静岡県田方郡天城湯ヶ島町月ヶ瀬 380-2
Tel: 0558-85-1701
Fax: 0558-85-1810
tetsuota@sc.itc.keio.ac.jp
URL: http://www.ktrc.med.keio.ac.jp
責任者
大田哲生
申込締切
7月20日(火)

帝京大学:8月16日~20日

会場
帝京大学医学部附属病院リハビリテーション科
期間
8月16日(月)~20日(金)
宿泊施設
なし 近くのビジネスホテル紹介可
申込方法
E-mailもしくはFAXで申し込み
申込先
帝京大学医学部附属病院リハビリテーション科
〒173-8605 東京都板橋区加賀 2-11-1
Tel: 03-3964-2597
Fax: 03-3962-4087
rehadoc@med.teikyo-u.ac.jp
URL: http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~hospital/index.html
責任者
羽田康司(医局長)
申込締切
2004/7/30

昭和大学:8月12日~13日

会場
昭和大学病院
期間
8月12日~8月13日
宿泊施設
なし。 相談にはのります
申込方法
TEL・FAX・E-mailどれでも可 医局長 依田まで
申込先
昭和大学病院リハビリテーション医学診療科
〒 東京都品川区旗の台 1-5-8
Tel: 03-3784-8782
Fax: 03-3784-2188
rehab@med.showa-u.ac.jp
責任者
水間正澄
申込締切
2004/7/20

日本医科大学:7月中旬

会場
日本医科大学付属千葉北総病院
期間
7月中旬
宿泊施設
なし
申込方法
mailかTEL・FAX
申込先
日本医科大学付属千葉北総病院
〒 千葉県印旛郡印旛村鎌苅 1715
Tel: 0476-99-1111
Fax: 0476-99-1917
hara-y@nms.ac.jp
責任者
原 行弘
申込締切
6月末日

獨協医科大学:7月26日~8月13日

会場
獨協医科大学病院
期間
7月26日(月)~8月13日(金)の希望期間(土日除く)
宿泊施設
獨協医科大学職員寮、無料
申込方法
FAX・E-mailのいずれか
申込先
獨協医科大学リハビリテーション科学教室
〒321-0293 栃木県下都賀郡壬生町北小林 880
Tel: 0282-86-1111
Fax: 0282-86-6943
furuichi@dokkyomed.ac.jp
責任者
古市照人
申込締切
セミナー期間中も含めて随時

横浜市立大学:8月23日~28日

会場
横浜市立大学医学部リハビリテーション科
期間
8月23日~8月28日
宿泊施設
なし
申込方法
E-mail又はFAXにて
申込先
横浜市立大学医学部リハビリテーション科
〒236-0004 横浜市金沢区福浦 3-9
Tel: 045-787-2800
Fax: 045-783-5333
mizuochi@med.yokohama-cu.ac.jp
責任者
水落和也
申込締切
特になし

東海大学:7月26日~30日

会場
沖縄県宮古島 県立宮古病院および島内施設
期間
7月26日~30日
宿泊施設
病院内の宿舎が用意できる予定
申込方法
TELまたはFAX
申込先
東海大学医学部リハビリ学教室
〒259-1193  伊勢原市望星台
Tel: 0463-93-1121
Fax: 0463-94-9058
URL: http://reha.med.u-tokai.ac.jp/
責任者
豊倉 穣
石田 暉
申込締切
5月末日

藤田保健衛生大学:8月5日~7日 

会場
藤田保健衛生大学病院リハビリテーション科(8月5日~8月6日) 藤田保健衛生大学七栗サナトリウムリハビリテーションセンター(8月7日)
期間
8月5日~8月7日
宿泊施設
名古屋駅周辺に多数三重県久居市、近鉄久居駅周辺に数件参加学生の負担
申込方法
E-mail・FAX・郵便・TEL
申込先
藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学講座 担当米田
〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ヶ窪 1-98
Tel: 0562-93-2167
Fax: 0562-95-2906
chikako@proof.ocn.ne.jp
URL: http://www.fujita-hu.ac.jp/
責任者
才藤栄一(教授)
米田千賀子(直接担当者、助手)
申込締切
2004/7/30

和歌山県立医科大学:7月25日~26日

会場
和歌山県立医科大学
期間
7月25日~26日
宿泊施設
なし
申込方法
E-mail
申込先
和歌山県立医科大学リハビリテーション科
mizuki@wakayama-med.ac.jp
責任者
田島文博
申込締切
7月16日(金)

大阪医科大学:7月26日~28日 

会場
大阪医科大学附属病院リハビリテーション科
期間
7月26日(月)~7月28日(水)
宿泊施設
なし。 各自手配宿泊費および交通費は参加者負担
申込方法
FAX又はE-mailで申し込み(氏名、大学名、学年、連絡先[TEL・FAX・E-mailアドレスなど]を忘れずに)
申込先
大阪医科大学リハビリテーション医学教室
〒569-8686 大阪府高槻市大学町 2-7
Tel: 072-683-1221
Fax: 072-684-6336
reh000@art.osaka-med.ac.jp
URL: http://www.osaka-med.ac.jp/deps/reh/index.html
責任者
山口 淳
申込締切
7月10日(土)

兵庫医科大学:7月12日~9月17日

会場
兵庫医科大学西宮キャンパス
期間
7月12日~9月17日の期間の日曜・祝日 以外の2日間を1単位に見学できます。希望者が揃った段階で日程調整します。
宿泊施設
大阪~西宮の宿舎を紹介
申込方法
TEL・FAX・E-mail・ホームページ(http://www.www.neuro-reha.org) のフォームいずれでも可
申込先
兵庫医科大学リハビリテーション医学
〒663-8501 西宮市武庫川町 1-1
Tel: 0798-45-6881
Fax: 0798-45-6948
domen@neuro-reha.org
URL: http://www.www.neuro-reha.org
責任者
道免和久
申込締切

川崎医科大学:7月29日~30日 

会場
川崎医科大学附属病院リハビリテーション科・リハビリテーションセンター 川崎医科大学リハビリテーション医学教室
期間
7月29日AM9:00医局集合~7月30日PM5:00期日、期間は相談に応じます
宿泊施設
有り。 倉敷市内の当大学指定のホテル(7/29の夜)宿泊費は当医局負担
申込方法
メール又はFAX・TEL
申込先
川崎医科大学リハビリテーション医学教室
〒701-0192 倉敷市松島 577
Tel: 086-462-1111
Fax: 086-462-1199
rehamed@med.kawasaki-m.ac.jp
URL: http://www.kawasaki-m.ac.jp/rehamed/
責任者
平岡 崇
椿原彰夫
申込締切
実習スタートの約1週間前頃まで(直前でも応談可)

岡山大学:8月5日~6日

会場
岡山大学医学部・歯学部附属病院リハビリテーション部
期間
8月5日~8月6日
宿泊施設
なし
申込方法
ハガキあるいはFAX
申込先
〒700-8558
岡山市鹿田町 2-5-1
Tel: 086-235-7751
Fax: 086-235-7752
責任者
千田益生
申込締切
2004/7/23

広島大学:7月20日~9月30日 

会場
広島大学附属病院リハビリテーション部
期間
7月20日~9月30日
宿泊施設
なし
申込方法
TEL・FAX・E-mailどれでも可
申込先
広島大学附属病院リハビリテーション部
〒 広島市南区霞 1-2-3
Tel: 082-257-5566
Fax: 082-257-5594
luna@hiroshima-u.ac.jp
URL: http://home.hiroshima-u.ac.jp/riha/gaiyou.htm
責任者
木村浩彰
申込締切
7月上旬

高知大学:8月4日~6日

会場
高知大学附属病院リハビリテーション部
期間
8月4日(水)・5日(木)・6日(金)の3日間
宿泊施設
大学横に岡豊会館あり和室1泊1920円、洋室1泊2130円注:事前申し込み、事前払い込み要
申込方法
TEL・FAX・e-mailで申し込んでください
申込先
高知大学附属病院リハビリテーション部
〒783-8505 高知県南国市岡豊町小蓮
Tel: 088-880-2491
Fax: 088-880-2492
ishidake@kochi-ms.ac.jp
責任者
石田健司
申込締切
7月30日(金)

久留米大学:8月11日~12日

会場
久留米大学リハビリテーションセンター
期間
8月11日~8月12日
宿泊施設
なし
申込方法
郵送叉は電話
申込先
久留米大学リハビリテーションセンター
〒 福岡県久留米市国分町 155-1
Tel: 0942-22-6111
Fax: 0942-22-6538
責任者
梅津祐一
申込締切
2004/7/31

産業医科大学:8月22日~24日

会場
産業医科大学
期間
8月22日(日)、23日(月)、24日(火)
宿泊施設
産業医科大学ゲストルーム(1泊約3000円、自己負担)
申込方法
郵送、E-mail、FAXで申し込み
申込先
産業医科大学リハビリテーション医学講座
〒産業医科大学リハビリテーション医学講座 北九州市八幡西区医生ヶ丘 1-1
Tel: 093-691-7266
Fax: 093-691-3529
reha@mbox.med.uoeh-u.ac.jp
URL: http://www.uoeh-u.ac.jp/
責任者
奈良聡一郎(医局長)
申込締切
8月2日(月)

鹿児島大学:8月7日~10日

会場
鹿児島大学病院 霧島リハビリテーションセンター
期間
8月7日~8月10日
宿泊施設
有り隣接の研修宿泊施設(1泊1020円)
申込方法
電話、FAX,E-mail
申込先
鹿児島大学
〒 鹿児島県姶良郡牧園町高千穂 3930-7
Tel: 0995-78-2077
Fax: 0995-64-4045
kiririha@m2.kufm.kagoshima-u.ac.jp
URL: http://www.kufm.kagoshima-u.ac.jp/~rehabil/index-j.html
責任者
衛藤誠二
川平和美
申込締切
2004/7/31

聖隷三方原病院:8月19日~20日

会場
聖隷三方原病院
期間
8月19日、20日
宿泊施設
院内宿泊 4000円、バス・トイレ付
申込方法
TEL・FAX(リハ科・藤島)・E-mail
申込先
聖隷三方原病院
〒 浜松市三方原町 3453
Tel: 053-436-1251
Fax: 053-438-0652
ifujishima@sis.seirei.or.jp
URL: http://www.seirei.or.jp/mikatahara/default.asp
責任者
藤島一郎
申込締切
2004/8/6

国立国際医療センター:随時(月~金)

会場
国立国際医療センター
期間
随時応談(月~金)病院として実習・見学受け入れ枠がありますので、調整次第で他科の実習・見学も可です
宿泊施設
申し込みが早ければ有、敷地内、無料
申込方法
FAX
申込先
国立国際医療センターリハビリテーション科
〒162-8655  東京都新宿区戸山 1-21-1
Tel: 03-3202-7181
Fax: 03-3207-1038
URL: http://www.imcj.go.jp/
責任者
藤谷順子(医長)
申込締切
2004/7/25(他科希望者は早めでないと調整困難)

大阪市立大学:8月2~6日

会場
大阪市立大学リハ部
大阪市総合医療センター
済生会中津病院リハ科
関西労災病院リハビリ科
期間
8月2日~8月6日
2,6日 大阪市大
3日 大阪市総合医療センター(急性期リハ)
4日 済生会中津病院リハ科(整形外科・脳卒中)
5日 関西労災病院リハ科(脊髄損傷)
宿泊施設
特になし、大阪梅田あるいは天王寺周辺が便利
申込方法
FAX で申し込んでください。
申込先
大阪市立大学リハ部
Tel: 06-6645-3984(ファックス共通)
Tel: 06-6645-2386(リハ部外来)
Fax: 06-6646-1730
責任者
責任者:中土 保(大阪市立大学リハ部助手)
副責任者:北村嘉雄(済生会中津病院リハ科)
申込締切
平成16年7月19日まで
認定臨床医資格更新について

標記の件につきましては、単位取得自己申請の受付締切(4月30日)後、5月中旬に当該の認定臨床医各位に書類一式をお届けいたします。
 2004年4月1日更新対象者は次の通りです。

1)認定臨床医認定後10年目の者
2)資格更新保留2年目の者
3)資格更新保留1年目の者

1)~3)で、いずれも2004年3月31日までに40単位以上取得していること。

事務局より

退職にあたり

 本年3月31日をもって本医学会を退職いたしました。2000年4月1日から4年間事務局職員としてお世話になり誠にありがとうございました。この間学会事業を一緒にお手伝いさせていただきましたのでお礼とともに注目するような項目を挙げてみました。

1)着任したときは、広報委員会が管理運営している本医学会ホームページが立ち上がったばかりでしたが、事務局のアイデアや意見を取り入れていただき、現在では、会員の諸届け関係、会員になるための申し込み書類も、ダウンロードして利用できるまでになりました。一般の方からの問い合わせにも、本医学会ホームページを紹介しています。
2) 2001年1月に開催された「ニューミレニアムシンポジウム」は、アジア12カ国から23人の参加、ビザ取得のため各国領事館への連絡等々事務的参加(2001年1月開催)
3) 科学研究費の分科細目「リハビリテーション科学・福祉工学」が認められました。文部科学省の「リハビリテーション科学」への2003年度申請件数606件、採択件数115件、金額3億2780万円(内定時の情報)となっております。( 2001年12月承認)
4)認定臨床医の更新制度により、更新期間が10年目となり、2002年4月から初めて更新が行われました。初回の更新者2,259人(2002年4月から更新始まる)
5)地方会が本医学会における地方会組織となる(2002年5月通常総会承認)
6)「リハビリテーション医学白書」の発行(2003年3月発行)
7) 専門医が広告できる厚生労働省の告示により、約1年半の検討期間を経て、本医学会専門医制度が1980(昭和55)年に出来てから初めての大改正が行われました。(2003年6月通常総会により改正) 8) 厚生労働省に「専門医資格確認団体に係わる基準該当届」が受理され、本医学会認定の「リハビリテーション科専門医」として、広告できることになりました。(2004年3月1日から広告可能) 9) 日韓合同カンファレンスが2004年4月に開催されます。

 このほかアドホックの委員会の活動等、ますます本学会活動が盛んになりますと、現在は、着任当時から考えてもメールの数も増え事務局も活気を帯びております。

 このように、リハ医学会の歴史に残る学会活動事業に、事務局長として少しでもお手伝い出来たことを誇りに思っております。4年間という短い期間でしたが、本当にありがとうございました。日本リハビリテーション医学会のますますの御発展を祈念いたします。

(前 事務局長 鈴木利次)

広報委員会より

 今年は観測史上2番目に早く桜が咲いたそうです。

 リハニュース20号の2色刷は好評だったようで、21号も記念号に引き続き、少し華やかに一部2色刷で参ります。u今年はオリンピックの年ですが、いよいよ年度も変わりました。今年度は事務局長も交代されるそうで、鈴木前事務局長にはこの場を借りて御礼申し上げます。事務局長が就任されたのは、ちょうど私が広報委員の末席に加わった頃で、ホームページ(HP) の立ち上げの時期に広報委員会も支えていただきました。まだ至らない部分も多いですが、日本リハ医学会のHPはかなり拡充できました。鮮度の良い情報がHPから提供できるようになったことは、鈴木事務局長のお力による部分も大きかったです。改めて御礼申し上げます。会員専用ページやオンラインでの事務登録など、まだできていない部分もあり、会員が使えるHPを心がけます。専門医の広告などを機に一般からの閲覧も増えると思います。HPを一層充実させることで事務局長のお骨折りに報いることもできるかとも思っています。

 少し寂しいお知らせもありましたが、専門医の広告が可能になり、診療報酬もリハはわずかながら改善されたようで、良い知らせで新年度を迎えられました。民間病院でのDPCの試行も始まり、医療安全への要求が高まり、医療環境はますます厳しくなりますが、これからもリハニュースやHPを宜しくお願い致します。

(根本明宜)