当院は超高齢者社会である山形県の内陸部に位置し、２４診療科、６３７床を有する地域の中核病院で、山形県医療の最期の砦として、特定機能病院の役割を担いながら先進医療も提供しています。リハビリテーション部には医師（4名）、理学療法士（15名）、作業療法士（10名）、言語聴覚士（4名）の総勢33名が所属し、入院患者さんに対するリハビリテーション診療を中心に行っています。対象も幅広く、心大血管、脳血管、運動器、呼吸器、廃用症候群、がんリハビリテーション診療の施設基準を満たしています。
当院では、臓器横断的なチーム医療を推進し、循環器病センターやcancer treatment board(CTB)を活用し、病院全体で力を入れています。リハビリテーション部門でも、心大血管リハビリテーション、がんリハビリテーション診療数が増加しています。また、HALなどのロボットやバーチャルリアリティ(VR)機器を導入し、最新のリハビリテーション治療を行っています。セミナーでは、当院のリハビリテーション診療とともに、最先端のリハビリテーション医療についても体験して頂く予定です。